PASSJ と SQL Server 2012
10年近く前になりますが、顧客情報を管理するシステムを構築するために、Microsoft SQL Server 2000 を導入することにしました。情報工学の専門的な知識もなく、UnixとLinux の違いもわからなかった私が、なぜ SQLServer を導入するハメになったのか。説明すると長いのですが、端的に言うと「やるしかなかった」のです。
さて、やりたいことを実現するには「リレーショナルデータベースシステムが必要」ということまではわかったものの、SQL と SQLServer との違いがわからない。Oracleって何? 追いつめられました。そのとき、SQLServerのユーザー会「PASSJ」 の存在を知ったのです。当時Microsoftの資料はOracleとの比較が多く、難しいものでした。一方、ユーザーの立場で解説されているPASSJの資料は、わかりやすく納得のいくものでした。
新宿で開催された PASSJ のセミナーに参加して、河端さんのお話を伺いました。「なんかよくわからないけど凄い!これだ!」という感想を持ち帰り、試行錯誤した結果、なんとかシステムの稼働にこぎつけることができたのでした。その後 MCDBA を取得することもできました。
PASSJがなかったら、今頃、ITとは無関係の仕事をしていたかもしれません。
最近はまったくSQLServerに触れていませんでしたが、年末にちょっとした障害が発生しました。しかし基本的なことが思い出せません。これではまずい!というわけで、SQLServer 2012をインストールして、少しづつ思い出していきたいと思います。