ガイレンジャースゴロク 10月3日(土)郡山市なかまち夢通りで開催
2014年12月 郡山地域ニューメディア・コミュニティ事業推進協議会主催の「Coonect 2014 koriyama」で結成された「チームがくとくんと一緒」は、 郡山市のゆるキャラ「がくとくん」と一緒に商店街をめぐるスタンプラリーアプリを作成し、市長賞を受賞しました。
その後も開発を続け「まちなか鍋合戦」で3つの会場をめぐるスタンプラリーアプリを作成し、ユーザーテストを成功させました。
次はいよいよ、活動の舞台を商店街全体に広げ「ガイレンジャースゴロク」を開催します。「ガイレンジャースゴロク」とは、中央商店街をめぐって様々なミッションをクリアしながらゴールする速さを競う、スマホアプリを使った新感覚の「スゴロクイベント」です。
郡山市を中心に活躍しているご当地アイドル「せせらぎ小町」と、 子どもたちに商店街の魅力・役割・楽しさをわかりやすく伝えたいと立ち上がった商店街ヒーロー「商店ガイレンジャー」にご協力いただき 〜悪の組織によって『ブラック小町』にされてしまった、『せせらぎ小町』をガイレンジャースゴロクをクリアして救う〜というストーリーを加えました。
このイベントを通して、商店街をあまり利用しない若者が、商店街の新たな魅力に気づいてくれることを望んでいます。 また、スマートフォンの操作に不慣れな方が、スマートフォンを利用するきっかけになれば幸いです。
とはいえ、商店街の活性化は簡単にはできないことだと考えています。多くの地方都市と同様に 、駅前を少し離れると人通りも少なく平日は閑散としているのが現状です。 数多く開催されるイベントごとに集客はあるものの、それが平日の集客や商店の売り上げにつながっていない印象です。
イベントの効果測定や各イベント間の調整など、ITを利用した分析や情報共有が必要だと考えます。 カメラと認識技術を利用した歩行者通行量の自動調査、顧客分析に応用できるポイントカードシステムの導入、配送や予約などに活用できるCRMシステムの構築など 、ITの力で郡山の商店街活性化に貢献できることはまだまだあると考えています。
まずは、このイベントをきっかけに、「ITで何かができそうだ」 「商店街で何か新しいことが始まる」という印象を持ってもらえれば幸いです。