JAWS-UGに参加して
JAWS-UG Advent Calendar 2014 - Adventar
9日目の記事です。
JAWS-UGとは、Amazon Web Servicesのユーザー会です。 はじめて参加したのは大阪の第4回でした。 検索してみたところ、当時のサイトが残っていて、とても感慨深いです。
はじめての参加で関西ということもあり、知り合いは誰もいませんでした。 しかし、みなさんとても楽しそうに勉強されていて、なんでもありの自由な雰囲気もとても楽しかったことを覚えています。
福島でも開催したいと思っていたところ、会津支部が立ち上がるということで、タイミングよく参加することができました。 JAWSを媒介に、地方でもたくさんのエンジニアと知り合うことができて、ほんとうに良い経験をすることができました。
もし、まだ勉強会に参加したことのないエンジニアがいたら、(JAWS-UG でなくても良いので) ITコミュニティに参加してみることをお勧めします。変化の激しいIT技術をコミュニティの助けを借りて習得していくことができます。また、自分の技術をアウトプットすることでフィードバックを受けることもできます。
さて、11月に開催された JAWS FESTA Tohoku 2014 東北IT物産展では最先端トラックを担当しました。 (前回、金春さんに撮影していただいた写真を中心に紹介しましたが、補足します。)
まずはじめは、Coder Dojo Sendai の砂金さん、山口さんに未来を担う子供達にプログラミングの楽しさを伝えていただきました。 Coder Dojo Sendaiでは、小・中学生を対象にプログラミングの教室を開催しています。 Scratch(スクラッチ)を利用して、子供たちが短時間でゲームを作成していきます。 通信対戦可能なゲームを作成している子までいて、大変驚きました。
次に Twilio の宋さんに、東北初となるTwilioハンズオンを実施していただきました。 Twilioとは、たった数行のコードで電話を利用することができるクラウドAPIサービスです。 コールセンターの機能を手軽にコードで実現することができます。紹介できたことを嬉しいと思えるサービスです。
続いてデザイニウムの前田さんに、M2M/IoTとクラウドの可能性について、デザイニウムでの事例を含めてご紹介いただきました。 「魅力的な町を造っていきたい。魅力的な町を造る会社を創っていきたい。」という会津へのこだわりがとても印象に残りました。会津にはデザイニウムをはじめとして、ユニークな会社がたくさんあります。ぜひ一度お越しください。
マイニングブラウニーの得上さんには、人工知能の歴史を振り返りつつ、未来の展望について講演していただきました。 AWSを使えば、人工知能の歴史を塗り替えることができるんじゃないかという期待を抱いてしまうような内容でした。 得上さんの講演は、中盤から難しくなってきて、置いてきぼりにされてしまうことも多いんですが、置いてきぼりにされながらも面白くて飽きないという不思議な体験ができます。 「話を聞きに来た人のうちの2人だけがめちゃくちゃ面白いって言ってくれて、ほかはポカンとしてるくらいを目指している」とのこと、 なるほど納得です。
最後に、一般社団法人クラウド利用促進機構 の荒井さんに、Docker と Docker on AWS について講演いただきました。 荒井さんは初代のJAWS-UG 代表で、現在ではAWSにかぎらずクラウドコンピューティングの健全な利用と発展のためにご活躍されています。
11月にラスベガスで開催された「AWS re:Invent」でもDocker対応のクラウドサービス「Amazon EC2 Container Service」が 発表されました。Docker について学ばねば...またJAWS-UGに参加します!