AWSについて
AWSとは Amazon Web Servicis のことです。
パブリッククラウドサービスに分類され、仮想サーバやストレージ、その他多くのサービスを利用できます。
AWSの特徴
- 世界9カ所のリージョンがある
- 1リージョンに複数のデータセンターを持つ
- 東京リージョンを持つ
- 各種インフラサービスを競合より先に提供
- 5分で仮想サーバ(EC2)を構築可能
世界9カ所にリージョンがある
この規模でクラウド事業を展開しているのは、
規模のメリットをいかしてコストを下げ続けています。
1リージョンに複数のデータセンターを持つ
AWSではデータセンターをAZ( アベイラビリティゾーン)といいます。
1つのAZで障害があっても、残りのAZでサービスを継続できます。
東京リージョンを持つ
AWSは、いち早く東京にデータセンターを構築しました。
クラウド専業ですので、サービスを展開するスピードが早いです。
ここが Microsoft Azure に対するアドバンテージだと思います。
なぜ、アマゾンは超爆速でサービスを進化させられるのか? AWS Summit Tokyo 2013で中の人に聞いてみた - エンジニアtype
各種インフラサービスを競合より先に提供
IaaS/PaaS型クラウド市場ではシェアNo1と評価されています。
5分で仮想サーバ(EC2)を構築可能
短時間に仮想サーバを構築可能です。
今でこそAzureなど他社サービスでも実現可能ですが、
数年前に初めて触ったときは衝撃を受けました。
SAP on AWS
AWSのマーケットプレイスには、SAP BI や SAP HANA があり、
わずか数クリックで利用を開始することができます。
オンプレミスでSAPを構築する場合は、インフラ部分だけで数千万、
期間も半年以上というのが常識ですが、AWSを利用することで、
初期投資なしに、すぐに構築できてしまいます。
もちろん、SAPの導入は「構築して終わり」というわけではないのですが、
少なくともインフラエンジニアの仕事の仕方はかわっていくだろうと考えられます。
VPC
クラウドというとセキュリティを懸念される方も多いと思うのですが、
VPC(仮想プライベートクラウド)というサービスが用意されており、
事例
モバイル決済のCoineyは、AWSを導入しています。
PCI DSSに完全準拠することも可能です。